原神でキャラの強さに最も影響がある要素に「聖遺物」があります。
特に聖遺物には、セット効果以外にランダムな「1つのメイン効果」と「最大4つのサブ効果」が付き、その伸びもテーブルの中からランダムで決まるので、ベストな聖遺物を入手するためにはかなりの厳選が必要なんですよね。
聖遺物の効果の中でも火力に影響があるのが以下の効果です↓
攻撃(固定値/羽のみ)
攻撃(%)
会心率(%)
会心ダメージ(%)
物理(元素)ダメージアップ(%)
しかし聖遺物の効果はトレードオフの関係になっているので、どれを優先すると与ダメージが最大になるのでしょうか。
今回は「会心率」と「会心ダメージ」についての理想のバランスを調べてみました。
原神の会心率&会心ダメージの仕様
原神では「武器/キャラのサブステータス」や「聖遺物」についている「会心率」と「会心ダメージ」というステータスがありますね。
自分も「会心率」と「会心ダメージ」の違いを特に気にせず、どっちがが付いている聖遺物を適当に装備してしまっていました…
しかし調べてみると、会心率と会心ダメージには以下のルールがあるんですね↓
➀「会心率」の初期値は5%、「会心ダメージ」の初期値は50%(つまり会心時のダメージが150%)
➁ 伸びのスケールは会心:会心ダメージ=1:2になっている
つまり「会心率」と「会心ダメージ」を全く盛らない場合、「会心」項目のの期待値は
95%×100%(非会心ダメージ)+5%×150%(会心ダメージ)/100 =102.5%
となり、何も盛らない場合は会心によるダメージの期待値は2.5%上昇程しか見込めません。
ここで会心率と会心ダメージを1:2で振り分けた時に、会心率を5%刻みに、会心ダメージを10%刻みに上げた時のダメージ倍率を一覧表で計算してみました↓(全力)
会心率と会心ダメージを全く盛らない「会心率5%」&「会心ダメージ150%(ゲーム内表記50%)」が、上記の表の左下の原点です。
そして会心率と会心ダメージをそれぞれ盛った場合に、どれくらいダメージ期待値が上がるかを表にしてみました。
そしてこの表で何が言いたいかというと、「会心率」と「会心ダメージ」が1:2の比率で自由に振り分けられるとすると最適な比率があるという事です。(赤字の部分が最適な比率)
例えば、上表で言えば
会心率45%、会心ダメージ150% ⇒期待値:122.5%
会心率40%、会心ダメージ160% ⇒期待値:124.0%
会心率35%、会心ダメージ170% ⇒期待値:124.5%(最大)
会心率30%、会心ダメージ180% ⇒期待値:124.0%
会心率25%、会心ダメージ190% ⇒期待値:122.5%
会心率20%、会心ダメージ200% ⇒期待値:120.0%
…
会心率5%、会心ダメージ230% ⇒期待値:106.5%
はそれぞれ同じリソースを「会心率」と「会心ダメージ」に振り分けているにも関わらず、ダメージの期待値が最小で106.5%、最大で124.5%なので、振り分け方で最大20%近く期待値が変わるのが分かりますね。
また、赤字の最大部分から離れるにつれて期待値が下がっている事も分かります↓
この「会心率」と「会心ダメージ」の理想バランス(赤字)に近い程ダメージ期待値は高く、離れるほどダメージ期待値が下がっています。
なのでなるべくこの「会心率」と「会心ダメージ」の理想バランスに近い比率を目指すようにするとダメージ期待値も大きくなるのでハッピーって事ですね。